shopee(ショッピー)のSLS化と発送期限は?メリットとデメリットをまとめてみた!

こんにちは!たかまるです(^O^)

2023年1月1日からシンガポール市場で2023年3月1日からフィリピン、マレーシアに続いて台湾、新しい市場であるベトナムへの発送もSLS(Shopee Logistics Service)に統一されました。

それまでは販売者が好きな配送会社や手段を選択出来ていたのですが、それが出来なくなってしまい大きな話題になっています💦

このSLS化によって、『シンガポール・マレーシア・フィリピン・台湾・ベトナムでは無在庫無理じゃん✖』という声も上がっていますが、僕自身SLS化後も全く問題なく無在庫で販売し利益も得ています

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はなゾウ

ShopeeのSLS化って何だゾウ❓

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たかまる

今回はSLS化の詳細とメリットとデメリットについて話していくね♪

shopeeのSLS化とは?

2023年10月現在、shopeeで完全SLS化されているのは5ヶ国の内シンガポールとマレーシア、フィリピンと台湾、新規市場であるベトナムの5ヶ国です。

同じ東南アジア向けのプラットフォームであるLADAZAは完全に独自の配送方法一本になっている事もあり将来的にはshopeeでの発送はSLSでの発送一本になってくる可能性は高いです❕

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はなゾウ

SLSでの発送と自分自身での発送手段との違いって何だゾウ❓

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たかまる

違いを説明していくね◎

eパケットなど個々のセラーが選択した発送の場合

郵便系の発送(EMS、小型包装物書留付き)やDHL、FedExなどで発送した場合は、セラーがそれぞれの発送手順に則りラベルを印刷して発送します。

この時にshopeeの定める2~3営業日以内での発送が必須になるので注意が必要です。

そして郵便局などに自身で持ち込みをして、直接各市場のお客様宛に発送します。

DHLやFedExの場合は自宅まで集荷に来てもらうケースがほとんどだと思いますので、集荷に来てもらっての発送となります。

発送時に分かる追跡番号を購入者にお知らせして「ship」ボタンをクリックすれば発送完了となります。

SLSで発送した場合

SLSで発送する場合には、注文が入った後に注文画面からshopeeのラストマイルラベルを印刷します。

梱包した商品にshopeeのラストマイルラベルを貼り付け、shopeeの指定するshopeeの国内倉庫宛ての住所へ発送します。

2営業日(土日をカウントしない)以内にラストマイルラベルを印刷し、輸送期間として設けられている4歴日(土日をカウントする)以内にshopeeの倉庫でラストマイルラベルのバーコードのスキャンをされなければなりません。

2024年4月1日から発送期限にも変更がありましたので注意が必要です!

 

引用:shopee

また、shopeeの倉庫からシンガポール・マレーシア・フィリピン・台湾・ベトナムのお客様宛の輸送はshopeeが責任をもって行ってくれます。

メリットとデメリットをまとめてみた!

『結局SLSと自分で発送するのとどっちが良いの❓』ということですが、僕自身12月初旬頃から従来の発送方法からSLSに切り替えていて数多くの商品を発送していますが、正直なところ一長一短だと思っています。

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たかまる

shopeeのSLS化にはネガティブな意見の方が多いようですが、メリットもありますので以下にまとめてみました★

shopeeのSLS化のメリットは?

・送料が安く済むケースもある

SLS化のメリットの1つとして挙げられるのは、shopee倉庫⇒シンガポール・マレーシア・フィリピン・台湾・ベトナムのお客様への送料が安いことです。

日本郵便のeパケットなどの送料の2/3くらいで済むケースも多いですし、自宅⇒shopeeの倉庫までの配送についても複数の注文分をまとめて送ることも出来るので、運用の仕方によっては今までよりも安く抑えられるケースが多いです。

また、2024年3月1日からSPSというshopeeが集荷に来てくれるサービスの対象者が大きく緩和されたので、SPSを利用する事でより送料の節約が出来るケースも増えていきます。

Shopee(ショッピー)でSPS利用は必須!?送料の安さと仕組みは要チェックだ!

最近では僕自身や僕の生徒さんは、僕と提携してくれている発送代行業者さんに商品の受け取り、検品、梱包、発送は任せていて、代行業者さんの方で上手く複数の注文をまとめて発送してくれます。

業者さんの倉庫⇒shopee倉庫までの送料も60サイズまで一律200円と激安なので、手数料の350円を考慮しても自分自身で発送するよりも安く収まるケースも多いです。

・ラベルの印刷がとっても簡単

eパケットやDHL、FedExで発送を行う場合は、自分自身でお客様の住所を入力したりインボイスを作成したりしなければなりません。

国によっては住所が分かりにくかったりするので、入力ミスが原因の誤配送のリスクもあるわけですが、SLSの場合はshopeeが用意したラベルを印刷して梱包した荷物に貼り付けるだけなのでとても簡単です。これは大きなメリットだと思います。

・輸送中の紛失・破損が生じた場合にshopeeが一部保証してくれる

国際輸送に限ったことではありませんが(国内輸送での紛失・破損も良くあることなので)、商品の輸送中に発生する紛失・破損は販売者にとって頭の痛い問題です。

特にフィリピンへの発送に関しては、フィリピン国内の郵便事情が悪く、遠隔地と言われる配達が難しいエリアへの配送もしっかりと行ってくれるので安心できます。

更に、SLSを利用した発送であれば上限100ドルまでshopeeが保証してくれるので、我々販売者からするととても有難いことです。

・輸送状況に関して購入者からの問い合わせ対応をshopeeが行ってくれる

eパケットやDHL、FedExで発送を行った際に購入者から輸送状況について問い合わせが来た場合には、自分で配送業者に問い合わせをして購入者に回答しなければなりません。

しかしSLSでの配送であれば、現地のshopeeカスタマーセンターで対応してくれるので、販売者の負担が減るのは大きなメリットです。

・配達証明をしてくれる

DHL、FedExで発送を行えば問題はないのですが、eパケットを利用して発送を行った場合は手渡しをしてサインをもらうのではなく基本的にポストインなので、購入者が商品が届かないと主張してきた場合に証明として認定されないというリスクがあります。

しかしSLSであればshopeeが運営する輸送手段ですので、届いた届いていないの話になった場合にもshopeeが届けていることを証明してくれるので、どの媒体でも一定数いる悪質購入者の不正行為を防ぐことが可能です。

shopeeのSLS化のデメリットは?

・受け入れ先の佐川急便の営業所が土日休み

SLSの注文商品の送り先は都内にある佐川急便の営業所なのですが、残念ながら土日が休みという事があります。

 

引用:shopee

注文のタイミングや発送のタイミング次第では、本来間に合っているはずなのにスキャンが間に合わなかったなんて事も起こりうるので注意が必要です。

・少ない注文数だと送料負担が増える

shopee倉庫からシンガポールのお客様宛に送る送料はeパケットなどに比べて安いのですが、自宅からshopee倉庫へ送る為の送料もかかってしまうので、1個や2個など少ない個数の発送だと合計の送料負担が増えてしまうことはデメリットと言えるでしょう。

ただ、今後フィリピンやマレーシアの市場もSLS化してきた場合であれば、ある程度の個数をまとめて送れるようになりやすいと思うので、そうなってくるとデメリットではなくなってくる可能性もあります。

・バーコードスキャンが出来ない場合のリスク

輸送の最中にバーコードの部分がダメージを受けてしまいスキャン出来ないリスクがあるとshopee自体が言っています。

ただ今まで数多くSLSで発送しますが、スキャンが出来ないということは1度もなかったので、バーコードのところを透明テープなどで補強すれば大丈夫じゃないかと思っています。

まとめ

❝SLS化=無在庫転売終了❞と考える方もいらっしゃると思いますが、個人的にはメリットも大きいので悪くないなと思っています。

またSLS化をきっかけにライバルも減ってくることが予想されるので、これからチャンスにもなり得るとすら思っています💪

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たかまる

この記事に書いていないSLSの細かいテクニックなど知りたい方は、僕の開催しているshopee講座などでレクチャーしているのでLINEまでお問い合わせください✨

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