Shopee(ショッピー)の配送方法!eパケット終了によるダメージと対策とは?

こんにちは!たかまるです(^O^)

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はなゾウ

Shopeeの配送方法って国際eパケット利用してたゾウ❓

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たかまる

長らく重宝されてきた国際eパケットが2023年9月30日をもって終了しましたよね💦

eパケットは価格も安く追跡・保証付で、クーリエとは異なりリモートエリア手数料(遠隔地配送手数料)や燃油サーチャージなどの別途料金もかからないとても優秀なサービスでした。

そんな国際eパケットが終了してしまうことは、shopeeセラーである我々にとってはかなりの痛手ではありますが、しっかり対策をしていけば全く問題はありませんので、今回は【Shopeeの配送方法!eパケット終了によるダメージと対策とは?】というテーマでお話していきます!(^^)

Shopeeの配送方法!

まず、2023年7月時点でのshopeeの配送方法について振り返っていきましょう!!

シンガポール:SLS

マレーシア:SLS

フィリピン:SLS

台湾:独自の配送方法

タイ:独自の配送方法

ご存知の方も多いと思いますが、SLSとはShopee Logistics Serviceの略で、売れた商品を日本国内のshopee倉庫(東京都内の佐川急便の営業所)に送り、shopee倉庫から各国のお客様宛の配送をshopeeが担うというものです。

つまり、

①自分の手元⇒日本国内のshopee倉庫

②日本国内のshopee倉庫⇒各国のお客様

①と②の送料どちらも我々販売者負担になるので、独自の配送方法に比べて倍の送料負担になることをイメージする方も多いと思いますが、②日本国内のshopee倉庫⇒各国のお客様の送料がとても安い(自分で発送する場合の半額くらい)ので、場合によっては独自の配送方法よりも配送コストが安く収まるケースも多いです。

特にありがたいのが、『①自分の手元⇒日本国内のshopee倉庫』この部分について複数の注文商品をまとめて送ることもOKなので、

★注文1個分を送って送料1.000円 1個当たり1.000円

★注文5個分を送って送料1.500円 1個当たり300円

こんな感じで1取引当たりの実質的な送料負担を軽減できるケースもとても多いです!!!

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たかまる

上記のことから個人的にはSLSでの発送はかなり気に入っています◎

また、僕が提携している発送代行業者さんの場合は、何と160サイズまでの大阪⇒東京の送料が一律890円と激安なので、まとめて発送する事でかなりの送料節約になります。

次に独自の配送方法となっている台湾タイについてですが、恐らく多くの日本人販売者が日本郵便のeパケットを利用している現状だと思います。

引用:日本郵便

 

この価格は通常別途かかってくる書留料金410円(2023年10月以降は460円)を含んだ金額で書留が付いているので当然追跡も付きますし、紛失などがあった場合の保証までついている(上限6000円)のでとても優秀でした。

引用:日本郵便

 

我々が取り扱う商品の場合は「その他のもの」に該当すると思うので、保証限度額は6000円までと理解しておきましょう。

また冒頭でもお話しした通り、クーリエとは異なりリモートエリア手数料(遠隔地配送手数料)や燃油サーチャージなどの別途料金もかからないので、その点で考えてもeパケットがとても優秀なサービスだったと言えますね。

eパケット終了によるダメージと対策とは?

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たかまる

それでは次にeパケット終了後の対策について解説していきたいと思います❕

対策①EMSを使う

EMSは日本郵便が提供する国際速達サービスです。

引用:日本郵便

 

価格はeパケットよりは高くなりますが、早くお客様に商品を届けることが出来るのでそれは大きなメリットです。

また2万円までの商品であれば無条件に保証がついている点もとても優秀です。

2万円を超える保証に関しては、2万円ごとに50円追加するだけで保証が受けられるので、高額商品を発送する際にはとても重宝しますね。

ポイントとしては、同じアジアでも中国、韓国、台湾などの日本から近い国は送料が安く、それ以外のアジア圏特にshopeeに関係してくるタイへの配送は料金が高くなります。

対策②国際小包郵便を利用する

次に国際小包郵便に書留を付けて発送する方法があります。

引用:日本郵便

 

EMSに比べると全体的に送料は安めの設定となっていますが、それでもeパケットに比べると料金設定は高めになっています。

またはじめから追跡は付いていますが保証は無いので、保証を付ける為には2万円までなら400円それ以上の価格の商品であれば、EMSと同じように2万円ごとに+50円となります。

また軽い重量帯の価格設定も1kg単位なので、重さによってはEMSの方が安いケースも多いです。

対策③小型包装物に書留を付けて送る

引用:日本郵便

この発送方法が最もeパケットに近い発送方法です。

実際に発送する際には、この料金に書留代金460円をプラスして発送する事になります。

ですので、460円を足した料金表を作っておくと分かり易くて便利ですよ!

対策④クーリエと契約する

書類や小口貨物をドアツードアで一貫して航空輸送する国際宅配便サービスのこと。 代表的なクーリエ業者はFedEx・DHL・UPS・OCSなどで、基本的に社内に専属の通関士を抱えているので独自に通関手続きを行う必要はない。

引用:NAX JAPAN

個人的にはクーリエと契約することが1番オススメです!!

理由は、

★郵便系の配送のような紛失事故がほぼない

★郵便系の配送でよくある追跡情報が間違っていてトラブルになることが無い

★配送が早いので顧客満足度が高い

★トラブルの際の対応が早い

★契約条件次第では郵便系の配送よりも安い

こんな感じです。

クーリエに関しては、発送量や交渉次第で契約送料をかなり安く抑えることが出来るので、発送手段として必ず必要になってきます。

人によって契約金額が変わる上に、僕自身の契約送料を明かすことは出来ませんが💦

ザックリとタイに2kgの商品を送る場合はEMSの半額くらいで送れてしまいます。

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たかまる

FedEx・DHL・UPS・OCS以外の格安配送会社もあるので、興味のある方は一度お問合せください。

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配送に関してこの業者が常に安いという訳では無いので、状況や送り先によって使い分けることが最も重要です!!

eパケット(郵便系の配送)には大きな弱点があった

ここまで記事を読んで、

『あ~やっぱりeパケットは良かったんだ』

『eパケットが無くなるのはやっぱり痛いな💧』

と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに価格面のみを考えるとそうなりますが、eパケット(郵便系の配送)にはとてもとても大きな弱点があるのです。

それは、

★紛失事故が多い

郵便系の配送はとてもいい加減で、100件送ると5件弱くらいは紛失含めた事故が起きてしまいます。

これは日本郵便がいい加減ということではなく、配達先の各国の郵便事情が悪い(かなりいい加減)ので起こってしまうことがほとんどです。

また紛失したと現地の郵便局が認めてくれれば良いのですが、頑なに配達完了したと言い張ってきて未着なのに保証を受けられないケースもあったので、このようなケースは全て販売者の損失となってしまいます。

★Shopeeから追跡情報の信頼がない

先程もお伝えした通り、配達先である現地の郵便事情が悪いので追跡情報が間違っているケースも良くあります。

そのせいもあってお客様と商品が届いた届いていないとトラブルになった際も、shopee側の判断としては郵便局の追跡情報はあてにならないので配達した証明にならないと言われたこともありました。

補足としてですが、このようなケースの場合には配達の証拠として、受取人のサインなどの証明が必要だとshopeeに言われたので、郵便系の配送だと未着を受け入れるしかないのが現状です。

★お客様の自宅まで配達しない場合も

フィリピンやインドネシアなど島が多くいわゆる遠隔地が多い国の場合には、郵便局が自宅まで配送してくれずにお客様が自分で郵便局に行って商品を受け取るしかない地域もあります。

そうなってくると中々商品を受け取ってもらえずに、保管期限切れで返送なんて最悪なこともあったので、eパケット(郵便系の配送)を使う上でのとても大きな弱点と言えそうです。

 

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たかまる

つまるところ、eパケット(郵便系の配送)は安いけれど様々な理由で時間的・金銭的損失が出やすく、それを前提とした安さだったと理解するのが正解だと思っています。

みんな同じ条件

eパケットが終了することにより、今までより配送コストが上がる為こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

『配送コストが上がる分値上げをしたら売れなくなったらどうしよう?』

『クーリエとの契約なんて難しそうだから出来るかな?』

このあたりがみんな共通した悩みなのではないでしょうか?

しかしこれに関してもみんな同じ条件なので、特に価格設定に関しては有利不利はありません◎

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たかまる

反対に一定数手間をかけることが嫌で脱落していく人間もいるので、ここでしっかりと行動出来ればライバルが減って一気に有利になります💪

❝ピンチはチャンス❞なんて言葉もある通り、皆が折れてしまうタイミングで頑張るから価値があります。

まとめ

今回の日本郵便のeパケット終了の発表にガックリしてしまっている方もいらっしゃると思いますが、その分特に台湾とタイの市場ではチャンスです❕

僕自身の対策としては、EMSとクーリエ(3社と契約しているので)を状況に応じて使い分けていくつもりです。

今後輸出ビジネスを実践していく上で、クーリエとの契約は避けて通ることが出来ません。

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たかまる

クーリエとの契約がまだの方は、この機会にまず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

僕自身もサービスとしてサポートなども行っていますので、興味のある方はお気軽にお問合せください。

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